お棚拝見


淨住徹乗さん
 
おもと歴
昭和54年からおもとを作り始め、そごうでのおもと教室1期生でもある。おもとをやりだして24年、現在は約100鉢で系統別では、羅紗9割・薄葉1割と、羅紗を中心に作っている。
 
好きな品種
羅紗系統。特に、天光冠・力和・和楽の3種。その中でも和楽には特別な思い入れがある。初めて棚入れした和楽は、覆輪気4分程のデモ。それから出た子に8分程回り、さらに8分程回った木から出た子が完全覆輪と、順調に回っていきました。
 
お棚環境
南北が開け、風通しが良い。おもとが置かれている棚の高さは1m。総アルミ作り。高さ・2.5m(最高部)       広さ・5㎡(2m×2.5m)

栽培の秘訣
潅水は、春・梅雨まで毎日、夏・1日1回(週1回アク水)、秋・11月初旬まで毎日、冬・3月初旬まで乾けば潅水。肥料は、潅水時に多木有機液肥(NPK=6:8:4)の5千倍を使用。成育期には、同水肥を千倍で肥料差しでやる。植え込み材料は、朝明砂80%・桑炭15%・ミリオンA5%。鉢底に1号を入れ、桑炭を入れる。ミリオンAは、底から8分目より上へ入れる。

▲お棚・外観 ▲お棚・内観
▲力和 ▲峻嶺
▲最晃閣 ▲和楽・5才デモ
▲和楽・2才覆輪(5才デモの子) ▲太楽